BOOK NERDさんで開催される「YUSUKE YAMATANI TALK EXHIBITION "I CAME BACK HOME"」へ参加する。
Leh 2019年 春夏&秋冬コレクションを撮り下ろした写真家の山谷さんに会える。
独自のスタイルで活躍する彼の感性に触れる絶好の機会だ。
うひひひひ、楽しみたのしみ。
山谷佑介 ヨーロッパツアー帰国報告展覧会andトーク 2020 “I CAME BACK HOME”
写真家山谷佑介が昨年9月に敢行したパフォーマンス作品「Doors」ヨーロッパツアーの帰国報告展覧会andトークイベント「I came back home」を盛岡で開催致します。「Doors」とはパフォーマンスと写真撮影を融合させたセルフポートレート作品。彼は自身の意思を排したセルフポートレートを撮影するために、特殊な装置を考案し、2018年春より日本国内でパフォーマンスを行なってきました。 会場ではドラムセットの周囲に3台のカメラを設置し、ドラムを叩いた振動をセンサーが感知すると強烈なスト ロボ光を放って彼自身や観客、会場の様子が撮影されます。撮影された写真はパソコンを経由して、複数台のプリンターから絶えずプリントアウト。不規則に切られるシャッターと暗闇に放たれるフラッ シュは、山谷の姿を残像として観客の瞼に焼き付け、プリンターから大量に出力された写真はそれとは違うイメージを生み出すなど、パフォーマンスから写真の生産に至るまでの一連の流れは、人間の意識や物事を みる眼差しの歪みや複雑さを浮かび上がらせました。 2019年9月、山谷は必要な機材をバンに詰め込み、ヨーロッパ6カ国を巡るパフォーマンスツアーを敢行。 走行距離4,980km、全8回のパフォーマンスで撮影された写真は3,563枚にのぼりました。今回 の帰国報告展覧会では、その全ての写真がプリンターから出力され、会場内に積み上げられています。ま た、山谷はパフォーマンスで出力されたプリントが、それを持ち帰った人々の家でどのように存在している かという”その後”をリサーチするため、来場者たちに「#myyamatani」のハッシュタグをつけての写真の 投稿を呼びかけました。そこで集まった写真には、山谷の依頼に応えようとする撮影者たちの配慮が見ら れ、”意識的に写真を撮る”という行為の本質を垣間見ることができます。SNSなどを通して日々多くの 写真や情報を目にし、常に何者かからの視線の中を生きる相互監視的な社会の中で、自らの身を持って、アナログな方法で写真という行為に飛び込んだ写真家の軌跡を、作家本人のトークと共にどうぞご高覧くださ い。
日時:2020年2月22日(土) 19:00〜(開場/18:30〜) 会場:BOOKNERD 参加費:500円(ドリンク持ち込みOK) 定員:20名
※ヨーロッパツアーをまとめた写真集の最終予約を承ります。今回の写真集は限定受注生産となり、完成後 の書店での販売はありません。
山谷佑介(Yusuke Yamatani) 1985年、新潟生まれ。写真スタジオに勤務した後、期せずして出会った東松照明や無名の写真家たちとの 交流を通して写真を学び、作家としての活動を開始。ユースカルチャーの儚い姿をストレートなモノクロ写 真で捉えた「Tsugi no yoru e」を2013年に発表し注目され、それ以降、ライブハウスやクラブの床、自身 の新婚旅行、深夜の住宅街、セルフポートレートなどさまざまなテーマの作品を展開し、現代人をとりまく 世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを提示している。主な写真集に『ground』(Gallery Yamatani)、『RAMA LAMA DING DONG』(Gallery Yamatani)、『Into the Light』(T&M Projects)が ある。
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