11.6 。
今日の政治も文化も、それに解決を与えてはくれない。
およそ人間にまつわるすべてのことが(セックスすらが)とらえようのない流砂のような力によって非人格化され画一化されようとしているのに気づいたとき、ビート・ジェネレーションと後に呼ばれる若者たちは、人間性の原点にかえって再出発しようと、一見根なし草に似た自我の旅に出発したと考えられる。
彼らは精神的にも物質的にも、文字通り人間性の原点にかえってそこから再出発しなけらばならないことを自覚した人間たちであり、その自覚を実行に移し得た少数の勇敢な若者たちであったと僕は考えている。
諏訪 優氏著 / ビート・ジェネレーション
今日もたくさんのことを話した。
かけがえのない時間を過ごせました。